前回、東京ディズニーランドのオープニング当初
人材確保や社員教育など、マネジメントで苦労した
お話をさせて頂きました
そんな状況でも東京ディズニーランドでは
「人をやる気にさせる3つの方法」を使って
自ら考えて、行動できる社員へとマネジメント
していったのです。
今回は東京ディズニーランドの
「人をやる気にさせる3つの方法」
さらに詳しくお話させて頂きますね。
東京ディズニーランドの社員教育には
大きく分けてると『3つ』あります。
<①徹底したポジティブ・コミュニケーション>
心理学、脳科学、コーチングを駆使し
徹底したポジティブ・コミュニケーションをやります。
例えば「笑顔」がコミュニケーション
にとって、とても重要なことは、
誰でもわかっています。
笑顔は、相手を気持ちよくしてくれます。
東京ディズニーランドでは
「人の五感による伝達率の8割以上が視覚」であるという
科学的根拠をもって、言葉の内容以上に『笑顔』が大切
ということを実践しているのです。
実際にお客様との対応の場面を想定して
『笑顔』と『不愛想』でやり取りをさせ
体感を通して理解するので、定着します。
どんなにおもてなしの言葉を並べても
『笑顔』でなければほとんど伝わって
いないということです。
これは、接客以外のコミュニケーションでも同じですよね。

<②いきなり叱るのではなく、自分で気づかせる>
いきなり指導する(叱る)のではなく、
いいところを見つけて褒めてから、
自分で気付かせる。
そして、また褒める。
そうです!
自分で気づかせることが、非常に大事です!
人間は、他人から指摘され、注意されるより
自分で気づき行動したのが、定着します。
このステップを踏むことで、
自分で考える習慣が身に付きます。
指示待ち社員は自分で考えさせる前に
上司や先輩が指導してしまうので、
考えることを放棄してしまい、指示通りの
ダメ社員になってしまうのです。
<③感動による想像力アップ>
ゲストのストーリー、小さな感動を
キャストで共有していくことで、想像力を磨く。
- 心力(感性)
- 能力(スキル)
- 考動力(気付き) が一体になること。
お客様の期待以上のモノを提供するために、
想像力を磨くことは、とても重要です。
その元となる『感動ストーリー』は
マニュアルでは、伝えられません。
『感じる習慣』を身に付けて、繰返し行うことで、
組織の風土が作られていくのです。
病院でも、感動するストーリはいくつもあると思われます。
その感動ストーリを、リスト化し、蓄積することで
これから、新しく入ってきたキャストに伝える。
こうして『感性』、『スキル』、『気配り』が身に付くのです。
いかかでしたでしょうか?
便利屋を開業して、忙しくなると
人手が足りなくなり、スタッフを
雇うことになります。
便利屋もお客様に『感動を与える仕事』。
お客様に感動を与えるには、
自ら「お客様の立場」となって、考え、行動すること。
何も考えず、お客様に言われた通りに
ただ、闇雲に作業をこなしているだけでは
お客様に感動を与えられません。
この3つの方法は、便利屋で人を雇ったとき
十分使えるマネジメント方法です。
すでにスタッフを抱えている人は参考に!
まだ一人でやっている人は今後の参考に!
最後に、
私と一緒に便利屋業で稼いで、社会貢献しましょう!
以上、便利屋開業プロデューサーの網中(アミナカ)でした。
<関連記事>
⇒便利屋のマネジメントについて【ディズニーから学ぶ パート①】
コメントを残す